ふるさと納税が改悪!?お得なポイント還元の廃止で気を付けるべきポイント3選
こんにちは、はるです。
先日、ふるさと納税が改悪される!?というニュースが話題になっていました。
そこで今回はふるさと納税の改悪内容とそれに伴う心構えについて、独断と偏見で見ていきたいと思います。
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、地方自治体への寄付を通じて、返礼品が貰えるお得な制度です。
年収によって控除上限は変わりますが、上限までの寄付金によって実質自己負担2,000円でいろんな種類の返礼品が受け取れます。
僕も何年も利用させてもらってる凄いお得な制度だよ!食材、日用品、家電などなど、色々な種類の返礼品が選べるんだ♪
ふるさと納税が改悪される!?
さて、そんなお得な制度の改悪が話題になっており、どんな変更が予定されているのか確認していきましょう。
改悪の内容について
出典:FNN
ポイントをまとめると、以下のような変更が発表されました。
通常のクレジットカード決済に対するクレカポイント還元は変わらないですが、仲介サイト独自のポイント付与が今回の焦点のようです。
背景として自治体が仲介サイトに支払っていた募集の費用に、独自ポイント分の負担も含められていたことがあります。
そのため、必要以上の費用負担が自治体に強いられており、本来の寄付金を募るというふるさと納税の主旨へ制度を是正する流れになったと考えられます。
世間の反応
ネットの反応を見ると、賛否両論の意見が見られました。
以下、それぞれの観点で面白かったものを抜粋しています。
2,000pt以上稼げばその年は無税で返礼品もらい放題というのが魅力だったのに、ポイント貰えないなら2,000円の負担が確定になってしまう。
直接ポイント還元することを禁止してもポイントサイト経由でふるさと納税サイトに飛べば、ポイント還元されるような抜け穴が規制されずに横行しそう。
ふるさと納税サイトによっては独自ポイントで訴求して高還元率のところもある。この辺が問題視されているのか。
独自ポイントNGになると大半のサイトは改悪される。現状ポイント付与していないのは、「ふるさとチョイス」と「さとふる」くらいだろうか?
そもそもサイトが多すぎる。初めてふるさと納税しようとした時、まずサイトが複数あるという事実に驚いた思い出。
今後ポイントが付かなくなるからって理由で、元々ポイント付かなかったところを使うようになるなんてことがあるんだろうか。
個人的な見解(ポイント3選)
さて、ネットの反応を抜粋してみたところで、ここからは個人的に思ったことを書いていこうと思います。
結論、以下の3点になるかと思います。
適用は2025年10月から
今回のニュースを見て、急いで何か対応した方がよいのではないかと焦りますよね。
でも、ご安心ください。
独自ポイント付与の禁止は2025年10月から適用のため、令和6年(2024年)分については焦る必要ないかと思います。
逆に、2025年10月からは制度の変更が適用されるため、令和7年(2025年)にポイント還元を狙う際には時期を考えた方がよさそうですね。
ネットの意見にもあるように規制の抜け穴が用意されれば、適用以降もこれまで通りの可能性があるし、順次見直しが行われれば10月を待たずに変わってゆくかもしれません。
ただ、その年の所得によって寄付上限金額が変わることと、年末付近でないと総額が見えづらいことから、適切な寄付上限を見極め適用時期までに対応することは難しいかと思われます。
少なくとも2024年はこれまで通りで大丈夫そうだ〜、というのが筆者の感想です。
お得な制度は改悪されるもの
今回の話題に限らずですが、お得な制度は改悪されるのが世の常だと思っています。
キャンペーンの主な目的は集客なため、人が集まるようになったら適正基準に直されるよね〜、と感じました。
ふるさと納税も例外ではなく利用者が年々増加傾向にあり、筆者の周りも「お得って噂は聞くけどまだやったことないんだよね…」と言っていた人達が、「今年はどんな返礼品を選ぼうかなあ?」と積極的に利用するようになった印象です。
ネットの意見にもありましたが、個人的にはポイントが付かなくなったとしても、今まで使っていたふるさと納税サイトをほとんどの利用者が引き続き使うのかな?と思っています。
そうなると、地方自治体へ費用負担を強いられていた独自ポイントに対して、制度是正の変更が加えられるのは自然の流れではないでしょうか。
本来の寄付金が仲介サイトに取られてしまっては本末転倒ですからね。
そのため、今回の改悪については無理に不満を溜め込まないのが、得策なのかなあと感じています。
超オトクな仕組みが、お得な制度に変わるだけ
ふるさと納税の基本に立ち返ると、控除上限までの寄付金を自治体へ納税すると、実質自己負担2,000円で返礼品が貰える、という制度になります。
ネットの意見であった仲介サイトの独自ポイント2,000ptが付与されれば、確かに実質自己負担額の2,000円と相殺され、実質0円という超オトクな制度、というか仕組みと言えるでしょう。
ただ一方で、独自ポイントが付かなくなったとしても、自己負担2,000円で返礼品が貰えること自体、お得な制度であることに変わりません。
この部分についてはやってるか・やっていないかの差の方が大きく、ポイント還元がお得な仲介サイトを新たに探すよりも、引き続きふるさと納税というお得な制度を利用する、くらいの心構えがちょうどいいんじゃないかと思います。
新たに抜け穴が用意されてそうな仲介サイトの探索に労力を掛けるのも疲れちゃいますし、変更適用までに焦って寄付上限額を超えてしまうと、自己負担額に跳ねてしまいますので。
返礼品の選択に悩んでいるあなたへ
ふるさと納税を利用している方で、「今年はどうしようかなあ?」「日用品はもう飽きたし備蓄が大変なことに…」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな方々にオススメしたいのは、生活家具や家電の返礼品です。
実際に筆者がふるさと納税の返礼品としてもらい、使ってみたレビュー記事をまとめてみたので、もし興味があれば覗いてみてください。
筆者も始めたばかりの頃は高還元率にこだわり、大量の牛肉やティッシュ、水などの生活必需品や食料を集中的に選んでいました。
食料も日用品も暮らしの中で必ず使う場面があるため、無駄にならない分で選びやすいんですよね。(還元率もそこそこ高くてお得感も強いし…)
ただ一方で、毎年同じものに飽きてきた方や、面白そうな返礼品が知りたい方は、上記を参考にしてもらえたらと思います。
まとめ:お得な制度であることに変わりなし!
今回は話題になっていたふるさと納税の改悪について、その内容と世間の反応、そして個人的な見解を見てきました。
この手の改悪は人が集まれば自然と起こるもので、その心構えの方が重要ではないでしょうか?
個人的には、お得な制度に変わりないので引き続き使っていこう、という感じです。
また、ふるさと納税に慣れている方にも、普段と違った返礼品を考えるキッカケになりましたら嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。