初心者がつまずきやすい簿記3級のポイントとその解決策!
こんにちは、はるです。
簿記3級を勉強していると、必ずと言っていいほど「つまずくポイント」が出てきます。
最初は順調に進んでいたのに、急に「仕訳がよくわからない」「数字が合わない!」と悩む瞬間が訪れるのは、初心者にとってよくあることです。
この記事では、初心者がつまずきやすいポイントをいくつか取り上げ、その解決策を詳しく解説します。
これを読めば簿記3級の学習における不安やモヤモヤが解消され、スムーズに次のステップへ進めるはずです!
つまずきポイント:仕訳が難しい!
仕訳とは?
仕訳は簿記の最も基本的な作業であり、取引を帳簿に記録するためのルールです。
しかし、この「借方」「貸方」に分けて記入するルールが、初心者には難しく感じることがあります。
借方と貸方…そもそもどうやって覚えればいいんだろう?毎回迷うんだけど…。
確かに、最初はわかりにくいよね。でも、仕訳はシンプルなルールを覚えれば理解できるよ!
- 借方(左)には、増える資産、減る負債や純資産、費用を記入
- 貸方(右)には、減る資産、増える負債や純資産、収益を記入
- 商品を仕入れた場合
- 「仕入(借方)」と「現金(貸方)」で仕訳
- 商品を販売した場合
- 「現金(借方)」と「売上(貸方)」で仕訳
仕訳のポイントは取引を見て『何が増えて、何が減ったか』を考えることだよ。勘定科目のグループを覚えておけば自然と理解できるようになる!
- 毎日少しずつ練習する
- 繰り返し問題を解いて、仕訳の感覚を身につけましょう。スマホアプリを使って、毎日10問ずつ仕訳を解くのも効果的です。
- 似た取引をまとめて覚える
- 例えば、仕入や売上、給与の支払いといった日常的な取引をパターン化して覚えると、応用が効きやすくなります。
少しずつやっていけば、仕訳がだんだん自然にできるようになるんだね!
つまずきポイント:複式簿記が理解できない
複式簿記とは?
簿記3級はすべての取引を「複式簿記」で記録します。
これは1つの取引を「借方」と「貸方」に分けて2つの勘定科目に記入する方法ですが、初心者にはこれが少し混乱を招きがちです。
単式簿記と違って複式簿記ってどこに何を書けばいいのか、やっぱり難しいなぁ…。
複式簿記は基本的にバランスを取ることが大事だよ。借方と貸方の金額が常に一致する仕組みなんだ。
- 「お金の出入り」を意識する
- 取引が発生したら、必ず「何かが増えて、何かが減る」という視点で考えることが複式簿記の基本です。
- 例:商品を売ったら「現金が増える(借方)」し、「売上が増える(貸方)」。
- 取引が発生したら、必ず「何かが増えて、何かが減る」という視点で考えることが複式簿記の基本です。
- バランスを取る
- 複式簿記は「借方」と「貸方」の金額が必ず一致する仕組みです。このバランスが取れないと帳簿が合わなくなります。日常の取引にこの考えを当てはめると理解が深まります。
最初は難しく感じるけど、取引を2つの視点から見る習慣がつくと、スムーズに理解できるようになるよ。
なるほど、出入りのバランスを考えるとわかりやすいかも!
つまずきポイント:数字が合わない!
数字が合わない原因は?
簿記の試験問題を解いていると、損益計算書や貸借対照表で数字が合わないという状況に陥ることがよくあります。
この場合、どこかに計算ミスがあるか、項目を見逃している可能性があります。
貸借対照表の金額が合わなくて、もうどこが間違ってるのか分からない…。
焦らなくて大丈夫!まずは、よくあるミスをチェックしてみよう。
- 仕訳のミス
- 仕訳の段階で勘定科目や金額を間違えている可能性があります。仕訳を見直し、正しい勘定科目を使っているか確認しましょう。
- 転記ミス
- 総勘定元帳や伝票に転記する際、金額や科目を間違えることがあります。1つ1つの取引を丁寧に確認しながら進めるのがポイントです。
- 計算ミス
- 損益計算書や貸借対照表では、合計額の計算ミスもよくある原因です。電卓で再度確認し、誤差がないかチェックしましょう。
- 冷静に再確認する
- ミスをしているときは焦って全体を見直すより、1つ1つ順番に見直す方が効果的です。仕訳、転記、計算の順番に確認しましょう。
- 時間を置いて解き直す
- 数字が合わないときは、いったん休憩を取ってから再度取り組むと、新しい視点でミスに気づきやすくなります。
なるほど、1つ1つ順番に確認していけばミスに気づきやすいんだね!
つまずきポイント:勘定科目の区別がつかない
勘定科目が混乱する理由
簿記3級では勘定科目をしっかり覚えておく必要がありますが、初めての方にとっては科目が多すぎて混乱しがちです。
「収益」「費用」「資産」「負債」「純資産」などのカテゴリに分けられた科目が多数登場するので、どの取引がどの科目に該当するのか迷うことも多いでしょう。
科目がたくさんありすぎて、どれがどれなのか区別がつかなくなっちゃう…。
大丈夫、科目はグループごとに覚えれば簡単だよ!
5つのカテゴリに分けて覚える。
簿記の勘定科目は、「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」の5つのカテゴリに分かれています。それぞれの特徴をまず覚えましょう。
- 資産
- 現金、商品、建物など「持っているもの」
- 負債
- 借入金、未払金など「借りているもの」
- 純資産
- 資産から負債を引いた残りの財産
- 収益
- 売上、受取手数料など「もらうお金」
- 費用
- 給与、水道光熱費など「支払うお金」
科目をグループに分けると全体が見渡せるようになるよ。問題を解くときも『これは資産だな』とか、パターンを意識してみよう!
まとめ:つまずきを乗り越え自信を持って進もう!
簿記3級の学習でつまずくポイントが必ずありますが、一つ一つ解決策を試しながら進めていけば着実に理解が深まります。
今回紹介した「仕訳」「複式簿記」「数字が合わない」「勘定科目の区別」など、初心者がつまずきやすい部分は根気よく練習していけば確実に克服できます。
焦らず少しずつ学習を進め、合格を目指して頑張りましょう!
これで自信がついたよ!もうつまずいても怖くない!
その調子!1つ1つクリアしていけば、簿記3級の合格は見えてくるよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。