【ネタバレなし】絶対に観るべき夏のアニメ『サマータイムレンダ』の魅力を解説
こんにちは、はるです。
夏の気温が年々高くなっていますが、そんな夏の日にオススメしたいアニメがあります。
その名も、サマータイムレンダ。
今回は、本アニメがめちゃくちゃ面白かったので、その魅力と感想をネタバレなしでまとめました!※極力、内容を伏せています
本当に面白いアニメだったので、ぜひぜひ魅力をお伝えしていきたいと思います。
サマータイムレンダとは
サマータイムレンダは、2022年4月から放送開始のアニメです。
アニメは全25話で完結しているため、現在は動画配信サービスなどで一気観することが可能です。
『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載された田中靖規の漫画が原作となっています。
レンダはrenderingを指しており、あるデータを処理もしくは演算することで、画像や映像・テキストなどを表示させることです。
このタイトルも重要な伏線となっているので、想像を膨らませながらストーリーを観ていくと一層楽しめますよ!
あらすじ
舞台は和歌山県の離島。主人公の網代慎平は、幼馴染の訃報を聞いて2年ぶりに故郷へ帰ってきた。幼馴染の死因は溺死と聞いていたのだが、実は他殺の可能性があることを知る。ほとんどの島民が顔見知りの小さな離島で、夏のサスペンスが始まる。
ここが凄い!!!アニメの魅力5選
サマータイムレンダを観て感じたことは、以下の作品が好きな人には自信を持ってオススメしたい!ということです。
どれか1つでも当てはまった人はいましたでしょうか?必ず刺さるアニメだと思います!
自然溢れる小さな村社会
和歌山の小さな離島が舞台となっており、海と森林が大部分を占めています。
また、島民のほとんどが顔見知りで、お互いが家族のような温かさを感じられます。
都会の現代社会とは対極的なため、都会の喧騒に疲れ切った人に、沁みるような世界観となっています。
神社や夏祭り、花火や海での出会いなど、自然溢れる田舎の魅力がたくさん詰まっています。
キャラクターの個性が強く、ハラハラドキドキ
主人公の網代慎平をはじめ、個性あふれるキャラクターが大勢います。
人間関係も重要な要素となっているのですが、最初は登場人物が多く相関図の把握が難しいかもしれません。
ただ物語の構成上、観ていくうちにすんなりと入っていき、少し複雑な人間関係も自然と整理できるはずです。
ほぼすべてのキャラクターが関西訛りとなっており、関西弁でのやり取りに一層親しみが感じられますよ。
また、敵と味方の対立構造と人物ごとに隠された謎が魅力の1つなので、誰が敵で誰が味方なのか!?この人物の本当の正体は!?といった考察が捗りますよ。
伏線が緻密に上手く仕込まれている
物語のはじめから全力で伏線が仕掛けられています。
特に序盤の方は普通に観ているだけだと一瞬「?」となるものの「まあ◯◯なんかな?」と、それっぽい理由を簡単に付けられる程度の違和感のため、見落としてしまいがちになると思います。
そして、それらの違和感がのちのち重要な意味があったり、回収されたときに一気に繋がったりと、衝撃的な伏線の連続になっています。
本当に注意しながら観ないと見落としてしまうものから、パッと見は無意味に思える仕草まで、本当によく作り込まれた作品であることが、回を追うごとに増していきます。
読めそうで先の読めない展開
良い意味で期待を裏切られます。
敵と予想していたキャラクターが、実は味方であったりその逆も然り。謎が多い状態で物語が始まりますが、その謎や黒幕の正体など推理がめっちゃ捗ります。
その反面、思ってもいない反転攻勢や敵味方の思惑・戦略の幅など、スリル満載で飽きない展開が魅力的です。
本当にすごいと感じるのは、予想を裏切るだけなら簡単なのですが、ちゃんと設定や理屈に沿った裏切りのため、突拍子もない後付け感が一切ないことなんです。
アニメーションの映像美
本アニメはキャラクターや舞台設定が魅力な分、その映像美が一層引き立つ作品になっています。
ちょっとした登場人物の仕草や機微と、海や森林・田舎町の少し寂れた感じ、数々の謎に迫る瞬間など、綺麗なアニメーションでそれらが映し出され夏の季節を満喫できます。
また、BGMや挿入歌が各シーンの引き立てに相乗効果を生んでおり、映像・音楽が作品の魅力を引き上げています。
ストーリーだけでもとても面白いのに、さらに緩急の付いたアニメーション演出が、観る人をサマータイムレンダの世界へ引き込んでくれます。
まとめ:騙されたと思って1話だけでも観て欲しい!
今回は一気観してめちゃくちゃ面白かったアニメ『サマータイムレンダ』のオススメしたい人と魅力についてご紹介しました。
少しでも魅力は伝わりましたでしょうか…?
騙されたと思ってとりあえず1話だけでも本当に観て欲しいです!!!
そこでつまらないと感じたら続きは観なくてOKです。
繰り返しになりますが、以下作品が好きな人には自身を持っておすすめします!
前半が好きな人には、世界観や設定・キャラクターの魅力が刺さると思ってます。
後半が好きな人には小ネタ要素といいますか、知ってるとクスッとくるようなシーンや重なる場面が散りばめられています。
本作品はSFサスペンスであり、謎解きの物語です。
主人公や仲間達の結末は?全員生存ルートは果たしてあるのか?すべての謎が解明された時、待ち受ける真実とは…?
ぜひぜひ、ご自身の目で見届けてみてください!!!
そして、全ての物語を見届けたあかつきには、ひょっこり口から関西弁が自然と出てくることでしょう♪
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。